みなさま、こんばんは。
private salon &shcool neroleliaMieです。

前回はアロマを始めるときに、
まず必要になる精油(エッセンシャルオイル)の選び方をご紹介してみましたが、
お読みいただけましたでしょうか?

まだの方は是非、こちらを♡
↓ ↓ ↓

何を買ったらいいの?〜アロマを選ぶ時に大切にしたいこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何が本物の精油か、
の判断基準の一つとしておすすめしたオーガニック認証の精油。
判断基準であることに変わりはないのですが、もう一つ、お伝えすべき大切なことが抜けていました。

なぜオーガニック認証なの?

今日は、オーガニックをおすすめした理由をお伝えしていきます。

 

 

 

『オーガニック vs 人工的』、私のお肌に何が起きているの?

 

アロマに限らずですが、何となく、人工的よりも『天然・自然・オーガニック』の方が良さそうな感じがするし、安心、安全という印象を保たれているように思います。
※オーガニックと人工的は対義語として使用しているわけではなく、わかりやすい例かな、
ということで使用しています

 

私個人の経験談にはなりますが、今となっては落ち着いているものの
アトピー性皮膚炎と長い間付き合ってきました。

体と顔の赤み、かゆみ、皮むけ、熱を持つと痛みやひりつき、
が、主な症状でした。

 

お肌にいいよ
とご紹介していただいたオーガニック製品を使ってみたこともあるのですが、
私の皮膚が弱いのか、ヒリヒリしみてしまって使うことができなかったのですが、
一方で、皮膚科の薬や刺激を抑える処方のされている製品はしみることなく使うことができました。

せっかくいいと言われているオーガニックを使ってみたのに、肌がピリピリしちゃうなんて。
あまりいい印象の保たれていない薬や低刺激に調整されている製品の方が合うって私の肌おかしいのかな
と考える日々。

ですが、アロマをお仕事にして、オーガニックのからくりを知ったことで、私のお肌の反応の意味がよくわかりました。

アトピー性皮膚炎の症状が出ている時、私のお肌は敏感な状態。敏感な時は、とにかく刺激を嫌います。
(本当にしみるから、ピリピリするのはストレスフル半端ない!!)

オーガニックではなく、
皮膚科のお薬や、市販の製品であっても無香料・無着色・防腐剤(パラベン)無添加 のように刺激を極力抑える処方がされていて、さらにパッチテストなどもしっかりされているようなもの(お薬の場合は臨床試験をクリアしないと新薬として認められません)の方が、お肌にとって優しかった、
ということ。

 

 

『天然・自然・オーガニックは安全』、の落とし穴

 

オーガニックは、『有機の』という意味で、土壌から完成品までの過程で、
農薬や化学肥料などを使用していないとか、環境に配慮されていて地球に優しく
人の手が加えられることなく、植物そのものの力を活用することができる製品。

その年の天候、土壌の状態、作り手がどのように育てているかなどによって
収穫される植物の状態って毎年変わります、

成分を加工したりすることなく、植物由来の成分を使用するという時点で
無香料って難しいし、刺激を低くするような調整もされていないはずなんです。

だから、
オーガニック=低刺激とは限らないんです。

オーガニックと同じようなイメージで良さそうに思う天然、自然というものにも同じようなことが言えると思うから
お肌が敏感で揺らぎやすい方は、
まず第一に、お肌を健康な状態に戻すことが先決で、
そのためにはオーガニックのものよりも、刺激を抑える処方のされている製品を選ぶ、
方がいいかも、と私は思います。

そしてこのオーガニック、本題に入りますと、
精油で考えるならば、精油はもとをたどると植物だから、ある意味
農作です。

その年の天候、土壌の状態、作り手がどのように育てているかなどによって収穫される植物の状態って毎年変わるから、精油の香りも同じメーカーさんであっても、その時々香りが違うことが当たり前なんです。
『いつも同じ香り』というのは、どうしても何か手を加えられているのでは?と邪推してしまう私です…

 

例えば、
今回のネロリの香りは私好み♡、
というときもあれば、
今回のネロリはスッキリ系なのね♪
ということもあったり。

毎回違うんだよ、をその理由とともにお伝えすると
ワインみたいなものなのね!
とみなさんご理解してくださいます。

私は毎年の香りの揺らぎに、
「今年はどんな風に育って、精油になってくれたのかな」
に想像が広がって楽しくなるし、
生きた植物を感じて愛おしくなります。

精油だけをみていたらガラス小瓶に入っているただの液体だけども、
もとを辿れば生きていた植物。
植物の生命の恵みが精油なんです。

 

 

 

 

 

 

いい香り、を探した先に待っていたもの

 

という揺らぎのあるオーガニック精油。

なぜ、そのオーガニック精油をおすすめしたかというと、
精油は、全ての成分が科学的に解明されていません。
人の力は自然には及ばない、なんてことも思ったりするところなのだけど。

これは言い換えると、オーガニック精油には人工的には作り出せない、深みだったり雑味があったりと、
一言では表現しきれない複雑さのある香りがあります。

いろいろな精油の香りを試してみた中で、
私として「いい香り」と感じたもの、
そして「これぞ精油!!」となったのが、
オーガニック精油だったので
オーガニック精油を使うことが、アロマセラピーには一番いい、
という結論に至ったことが理由でした。

※一応、前回の記事でもご紹介しましたが、アロマセラピーは100%植物から抽出された精油を使用すること、とされています。

 

その年その年で、香りに違いのあるオーガニック精油。

実は、ブレンドして香りを作る時には、
同じラベンダーという名前であっても時期によって香りに違いが出てしまうので、
ブレンドレシピ通りにブレンドしたとしても、去年と今年では同じ香りにならないようなことが多々発生します。

同じ香りにするのであれば、ずっと同じ精油の使えばいいんじゃない?
(まとめ買い的に)
と思いますよね。

だけど、
精油には未開封でも消費期限があり(品質の変化)、
開封後はより酸化しやすくなるから、一定期間で使い切った方が良いというのがあって
香りのクオリティのためにずーっと同じ精油を使い続けることには無理があるんです。

だから、揺らぎのちょっとした変化を考慮しながら、都度ブレンドして香りを作る、のが精油をブレンドして香りを作るお楽しみ、です。
大変、面倒より、楽しみって思ってます♪

その年によって香りが異なるのも私にとっては植物の愛くるしさを感じる瞬間だし、植物の生きる力を体感する瞬間。

今年のこの精油はこんな香りなのね。
どんな天候だったんだろう暑かったのかな。雨が多かったのかな。
とかを想像するのもオーガニック精油のお楽しみの一つ。

それを使いづらい、わからないから不安と思うか、自然の恵みとしてありがたく楽しめるか、も、精油を選ぶときの一つの基準と思っています。

大切なことは、いい香りと思えるものを生活に取り入れること

オーガニックだからなんでもいい、ではなく、
その意味を理解した上で、自分にとってどれがいいかを選べる基準を作るご参考にしていただけたら嬉しいです。

やっぱり、オーガニックはオーガニック認証が取れるような状況で植物を育て、精油を製造しなければならないので、手がかかる分お値段に反映してしまうから、何にどこまでお金を使うか、も人それぞれ違って◎だから。

結論は、「いい香り」×「何を自分として大切にするか」で選ぶのが一番、です♪

 

 

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今回も最後までお読みくださりありがとうございました♡

 

 

IFA国際アロマセラピスト
ミダスタッチセラピスト
Mie